まいどおおきに!おおもと(@so88qa)です♪
2019年末から自衛隊の中東派遣についてニュースが流れるようになっています。
この自衛隊派遣について箇条書きにすると
- 019年6月に日本の石油タンカーが中東のオマーン湾付近で襲われた
- 2019年10月にイラン石油タンカーが爆発(原因不明)
- 日本の石油タンカーの安全な経路を確保するため自衛隊を派遣する
といった内容です。
この自衛隊派遣で賛否両論が出ています。
元自衛官としてでは無く、一個人としての意見は自衛隊の中東派遣は賛成です。
その理由を記事に書きましたので興味のある人は最後まで読んでくださいね♪
自衛隊の中東派遣は絶対に行うべき理由
先程も述べましたが、ボクは自衛隊の中東派遣に賛成です。
現状、日本のタンカーが行き来する中東ペルシャ湾とオマーン湾を結ぶホルムズ海峡はとても安全な場所と言えません。
イラン、サウジアラビア、アメリカの一触即発状態が続いておりとても危険な場所です。
その危険な中東に自衛隊を派遣して何をするのかというと
中東のペルシャ湾とオマーン湾を結ぶホルムズ海峡を行き来する日本のタンカーの安全を確保する
日本に石油を無事に届けるために、日本の石油タンカーの航路の安全を確保するのが自衛隊中東派遣の理由です。
ペルシャ湾とオマーン湾を結ぶホルムズ海峡には年間約3900隻もの日本のタンカーが行き来しているそうです。年間365日で割ると日に約11隻も日本のタンカーが行き来している計算になります。
一次エネルギー国内供給に占める化石エネルギーの依存度を世界の主要国と比較した場合、2016年の日本の依存度は92.3%であり、原子力や風力、太陽光などの導入を積極的に進めているフランスやドイツなどと比べると依然として高い水準でした。
このため、化石燃料のほとんどを輸入に依存している我が国にとってその安定的な供給は大きな課題です。
特に、石油の供給先については、1960年代後半から安定的な供給に向けた取組が進められた結果、中東への依存度が1980年代中頃にかけて減少に向かいましたが、その後、インドネシア、メキシコなどの非中東地域において国内需要増による輸出の減少により再び高まりました。2010年度以降はロシアからの輸入増によって、中東への依存度が低下に転じていました。
しかし、2016年度はロシアからの輸入が大きく減少し、中東への依存度は2010年度よりも大きくなりました。
2017年度は、2016年度に引き続き依存度が高く、87.3%となっています。
経済産業省自然エネルギー庁エネルギー白書より引用
日本の石油は約90%中東に依存しているのが現状です。
その石油を安全に日本に届けるため、自衛隊がホルムズ海峡の安全を確保する役割を担うという事です。
とても重大な任務を自衛隊は行います。この現状を理解している人であれば自衛隊の中東派遣に反対する人はいないと思います。
中東派遣をしなかった場合はどうなるのか?
- 日本の石油依存性は年々下がっている
- 石油がなければ天然ガスに頼る
- 石油は中東以外でも輸入できる
まず、石油の依存性は年々下がって来ていると書いていますが生活で石油を使用していないモノをあげれますか?
- 電気
- 燃料
- 衣類
に石油が使われています。
石油がなくなれば生活ができないと言っても過言ではありません。なんせ電気の発電ができないんですから生活なんて無理ですよね。
未だに石油が生活に直結しているのに、年々石油の依存度が下がってるって言われても説得力にかけます。
天然ガスに移行も簡単ではありません。明日から石油から天然ガスを使いますと言われてもできないですよね?
今すぐにできない事をさぞできるみたいに書いていますが、できるならやってます。
今の日本は石油=生活の生命線です。
その石油が日本に届かなくなると、日本の製品が作る事ができない輸出大国日本としては致命的です。
自衛隊の中東派遣に反対している人はその事をわかっているのでしょうか?日本を弱体化させて喜ぶのはどこの国なのでしょうね。
まとめ
この記事は自衛隊の中東派遣について個人的な意見を書いた記事でした。
今回の派遣は日本の生命線である石油を無事に日本に届けるため自衛隊がタンカーの航路の安全を確保するというモノです。
日本の石油は約90%が中東に依存しています。
石油はエネルギーの他に衣類やプラスチックの原材料としても使われています。
その石油が日本に届かなくなったと考えるとぞっとしないです…
絶対にそんな事は阻止しなければなりません。だから自衛隊が体をはって守って来てくれます。
いつもは自衛隊の事が嫌いですが、久しぶりに応援しています。自衛員は頑張って任務にあたってください。