まいどおおきに!おおもと(@so88qa)です♪
新生活に向けて新しいエアコンを購入したいけどエアコンの種類や能力が色々あってどのエアコンが自分にあっているのか分かりにくいと思います。

新生活でエアコンを買いたいけど、どれが良いのか分からないわ…
店舗の店員さんに聞いても、最新の機種や売り出したい機種をおすすめしてきて自分の生活にあっている機種を教えてくれない…という経験をした人は沢山います。
エアコンは約10万円ほどする高価な家電であり、毎日10年は使い続ける1度買ったらなかなか買い替えができない家電です。
エアコンの購入に失敗したくないですよね
エアコンの修理屋さんをしていると
- エアコンが全然効かない
- エアコンの掃除が難しくてできない
- エアコンから水漏れをする
など、経年劣化以前に部屋にあってないエアコンをつけている家庭が多く見かけます。
話を聞くと

店員さんにおすすめされたエアコンを買った
という声をよく聞きます。ぶっちゃけ売りたいエアコンを買わされただけで、エアコンを取り付ける場所の事を考えてないだけなんですよね。

家電量販店でエアコンを買う時は店員さんに聞くのはダメです。
ちゃんとエアコンの知識を身に着けてから買いましょう!
と、この記事を読んでエアコンを買う時の最低限の知識を身に着けてから家電量販店に行くことをおすすめします。
エアコンを買いたい、エアコンを買い替えたいという人は最後まで記事を読んでくださいね♪
エアコンを購入する時のポイント
エアコンを選ぶ時のポイントは「部屋の広さに対してエアコンがちゃんと効くのか?」という一点になりますが、それを確定させるために3つのポイントがあります。
- 部屋の広さとエアコンの能力
- 部屋のプラス要素
部屋の広さとエアコンの能力
エアコンの能力は簡単に言うと「冷房運転時のエアコンのパワー」です。

エアコン屋さんは能力を馬力で表します。
ダイキンや日立、三菱などのカタログを見るとエアコンの能力に対して対応する部屋の大きさの表がありますので、その表を参考にします。
部屋の大きさの目安 | 冷房時の能力 |
---|---|
6~9畳(10~15㎡) | 2.2kw |
7~10畳(11~17㎡) | 2.5kw |
10~15畳(16~25㎡) | 3.6kw |
11~17畳(18~28㎡) | 4.0kw |
15~23畳(25~39㎡) | 5.6kw |
上の表は一例ですが、ほぼ上の表とおりだと思います。
ここで注意してほしいのが、部屋の大きさの目安が「最小値~最大値」と振れ幅を持っていることです。
ぶっちゃけますけど、あなたの部屋が9畳で2.2kwのエアコンを買うと能力が足りない
部屋の大きさに対して1つ上の能力のエアコンを買う
という事を我々エアコン屋さんはやっています。
個人用のルームエアコン店舗用の業務用エアコン問わず、
- 年ごとの気温の変化
- 経年劣化による能力の低下
- 余裕のある運転で電気代の節約
をエアコン屋さんは考えてた結果、1つ上の能力のエアコンを取り付ける事が多いです。
部屋のプラス要素
部屋のプラス要素で「部屋の大きさに対してエアコンの性能を2つ上げる」場合もあります。
- 吹き出しがある部屋
- 日当たりが良くて、断熱が効いていない部屋
特に断熱の効いていない部屋は幾らエアコンを運転しても部屋が冷えないです。
断熱が効いていない部屋の特徴として「音が筒抜け」部屋は基本的に断熱が弱いと思っていいです。

スマホで音楽を流して隣の部屋に普通に聞こえたらアウトです。
断熱が取れている=空気の振動を遮断している
という事なので、壁から向う側に音が伝わりません。
壁を堺に音が筒抜けの部屋はエアコンの能力を2つ上げる事を検討してください。
エアコンの購入に失敗した家庭の例
エアコンの購入に失敗した場合はこんな不運な事が待っています。

エアコンの修理で実際にある事例を紹介します!
エアコンを運転しても冷えない(温まらない)

能力が足りていないとエアコンを運転してもダメです。
能力が足りていなエアコンを運転しても全然部屋が冷えてくれません。
エアコン+サーキュレーターで部屋の空気をまわす必要が出てきます。
本来なら必要のなかったアイテムを買う必要が出てきます。
エアコンから水が漏れる

常にMAXで運転しているから排水が詰まってしまう。
エアコンは冷房で運転すると常に結露水が出ています
能力が足りないエアコンを運転すると常にMAXで運転する事になり、普通より大量の結露水が発生してエアコンから水漏れをする事がよくあります。
水漏れした場合はサクションポンプや業務用の水を吸える掃除機を使って、ドレンホースから水を出してやる必要があります。
こちらも本来なら必要のないアイテムを揃える必要が出てきます。
エアコンがカビ臭くなる

結露水でカビが大量発生してしまう
能力が足りないエアコンは常にMAXで運転をしているので、常に結露水が出ていて濡れています。
能力の足りていないエアコンは常に部屋を冷やしていて水滴を乾かす余力がないのでカビの発生しやすい環境が出来上がり、冬の暖房運転時や中間期の運転時にカビの嫌な匂いが出てきます…
そうなったらエアコンクリーニングをする必要があるのですが、専門業者に頼む必要が出てきます。
リンクのエアコンクリーニング業者はルームエアコンなら全国どこでもリーズナブルな価格でエアコンをキレイにしてくれるのでおすすめです♪
まとめ
この記事はエアコンを買うときに押さえておきたいポイントをまとめた記事です。

エアコンのプロ視点で記事を書きました!
エアコンの修理をやっていると「部屋の大きさに対してエアコンの能力があっていない」家庭を見かけます。
そんな家庭はエアコンの故障が多いので、購入費用+修理費用とより多くの出費がかさみます。
エアコンは10年ぐらい毎日運転します。
家電製品の中でトップクラスに酷使するのでエアコンを購入の際は間違わないようにしてくださいね♪